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30 March 2009 Update.

NEWS /30 March 2009 update.

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プレイマウンテンでは現在書籍がとても充実しています。

私どもの活動の範囲の中から選んだジャンルは食育からリサ・ラーソン、そして
工芸の古書までと幅広いものとなっています。

その中でもとくにお勧めの数冊をご紹介します。

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食育菜園 エディブル・スクールヤード

アメリカでのオーガニック料理発祥の地、カリフォルニア州のバークレー。
70年代前半にアリス・ウォータースの創業したレストラン「シェ・パニース」はその草分けです。
アリスがマーティン・ルーサー・キング Jr. 中学校の荒廃についての発言が
きっかけとなり始まったエディブル・スクールヤード・プロジェクト。
その内容は自然を敬い、心から食を味わい、エコロジーを学ぶというもの。
食のサイクルや食育の学習環境についての成果を記述した内容です。

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TED MUEHLING a portrait by Don Freeman

ニューヨークを代表するジュエリーデザイナーであるTED MUEHLING。
自然界からインスパイアされたデザインを、金属や陶磁器、ガラスにて多数製作しています。
そんな彼の作品を中心に、とても貴重なアトリエの写真やデザインソースとなっている
ものを多数掲載しています。Don Freemanによる写真も必見です。

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Lisa LARSON リサ・ラーソン作品集

Gustavsberg社にて才能を開花させたリサ・ラーソン。
彼女本人が選んだ代表作を50点掲載のほか、新作の書き下ろしのイラストや
直筆メッセージも掲載されています。リサの半生が分かりやすく集約され、
現役で活動している彼女のバイタリティーを感じとれる内容です。

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現代工芸考える

当時日本クラフト協会会長も勤めていた内田邦夫氏による、
作る売る使うという視線から日本と海外のクラフトを比較した内容。
代表著書にはカラーブックス『クラフト入門』などあります。
当時の写真も多く掲載し、とても貴重な資料でもあります。

ここでご紹介した書籍の他、古書をはじめとした多数書籍類を
取扱いしております。また、先日のニュースでもご紹介しました鳥取県の窯の器や
LAでの買付けの
アイテムが多数並びました。

外を歩くのにはよい気候となりました。
これらの本を持って公園で読書も気持ち良さそうです。

Text by Takahiro Goko


March 30, 2009 8:42 PM | Permalink | NEWS

25 March 2009 Update.

NEWS /24 March 2009 update.

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ロサンゼルスから車で2時間程はなれた場所にジョシュアツリーという場所があります。
ジョシュアツリーというサボテンとパームツリーのあいだのような植物が自生する
その場所にアトリエ兼自宅を構えるアルマ・アレンに 会いに行ってきました。

たった2時間で街から砂漠へと大きく景色が変化するアメリカの大地に圧倒されながら、
ようやくたどり着いたアルマ邸は、もの作りをする人なら誰でもが憧れるような環境のなかにありました。

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裏庭といっても山なのですが、そこにはアルマが製作に使う大きな丸太が無造作に置かれてあったり、 小さな動物がいたり色んな植物が生えていて、きれいな青空と太陽の光がありました。

そんな場所で、今秋開催する予定の展覧会の打合せを行いました。

その後、近くにある国立公園へと散歩(登山に近い)に出かけました。
そこは、さらにこの世のものとは思えない自然の造形美が素晴らしい場所でした。

ジョシュアツリー、サボテン、風化した岩の水の跡、そういったものを目の当たりにすると、
アルマが製作の場としてこの場所を選んだ理由が少しわかる気がしました。

そんな環境から生み出されるアルマの新しい作品、今から楽しみです。

今回はもちろん買付けもおこなってきました。
それら商品は連休明けよりプレイマウンテンにも並びますので、是非ご来店ください。

その他レポートに付いてはPAPIER LABO.のブログでもアップしていきますので
そちらもよろしければご覧ください。

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Text by Kimiaki Etou


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21日の夜に開催されたトークショーを皮切りに始まったnomadic。
29日(日曜日)までChigoにて好評開催中です。

現在のChigoは鳥取をはじめとした、
各地のクラフトをところ狭しと並べまるで駄菓子屋のような選ぶ楽しみのある店内となっています。

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また、今回のnomadicでは鳥取のすばらしい窯の器も多数揃えています。
今回はそんな中から、とくに見ていただきたい鳥取の2つの窯をご紹介します。

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まずは白い灰釉がとても美しい延興寺(えんこうじ)窯。
山下清さんが作る誠実な器類は、見ていても安心感のあるとてもきれいなものばかりです。
プロダクトと思えるような安定したもの作りを得意とし、
白い釉薬を身にまとったピッチャー類は、形ともにバランスがよくとても誠実な趣きです。

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もうひとつは飴釉の艶が魅力的な山根窯。
安定を保つのが難しいという飴釉は、今にも溶け出しそうなくらいの艶をもち、
躍動感のあるスリップや文様も特徴です。
石原幸二さんの作る器は、
力強い安定感も兼ね備えながら使う楽しみを感じとることのできるものとなっています。

是非Chigoにてこれらの器の魅力を手に取り感じとってみてください。
きっと食卓での光景が頭に浮かんでくると思います。

個人的には懐かしい味の生姜せんべいもお勧めです。

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Text by Takahiro Goko


March 25, 2009 1:08 PM | Permalink | NEWS

19 March 2009 Update.

NEWS /19 March 2009 update.

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どっしりとした形が特徴のオリジナルのランプの入荷です。

ブラックとホワイトの2色での展開のシェードは、見た目にも安定感のあるシルエットがその特徴。
小振りな大きさで、取付けする場所などを選ばない使い勝手のよいものとなっています。

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また、真鍮製の留め具でソケットを付属させることによりさらに雰囲気のあるものとなっています。

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電球は60Wまで、コードの長さは150cmとなっております。
コンセントは引掛けシーリングに対応しています。

どこか愛くるしさを感じるランプです。

少し低く垂らすのがお薦めです。

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Text by Takahiro Goko


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いよいよnomadicが東京にて開催されます。

昨年11月にトットリノススメというイベントからスタートしたnomadicとは、
その名の通り遊牧民の交易のように各地で巡り会った民工芸品の数々を
吸収しながら進化する移動型セレクトショップのこと。

そして21日(土)にはgraf/服部滋樹さん、工作社/本間公さん、
Landscape Products/中原慎一郎の3名のほか、
ゲストに濱田琢司さんをお迎えしトークイベントも開催されます。

また好評につき席の拡張を行い、まだ若干名の席の余裕もあるようです。
トークショーの応募メールはこちらから。

開催日:2009年3月21日(土)
開催場所:TASYARD
時間:18:00 *Open 19:00 *Start
応募人数:40名(要予約)
金額:\1,500-(1ドリンク付き)
応募メール:nomadic@landscape-products.net
お問い合わせ:CHIGO tel:03-5770-3195
担当:紺谷(こんたに)

「nomadic」in TOKYO
[ 期間 ] 2009年3月21日(土)〜 2009年3月29日(日) *3/24はお休みします。
[ 会場 ] CHIGO
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-6 エッグ英和ビル1F
[ お問合せ ] tel 03-5770-3195

Text by Takahiro Goko


March 19, 2009 3:20 PM | Permalink | NEWS

10 March 2009 Update.

NEWS /10 March 2009 update.

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盛況をいただき終了したセール後のプレイマウンテンには新入荷商品が目白押しです。

今回はその中から、シェーカー家具のペグをつかったオリジナルのキーホルダーのご紹介です。

シェーカーとは、
アメリカボストンのマサチューセッツ州で1747年にキリスト教より分離した宗教のひとつです。
身体を大きく揺らす独特の礼拝する仕草からシェーカーという名が由来します。
また、彼らは共同生活、懺悔、男女平等、禁欲、独身主義、勤勉、質素を掲げ、
生活にかかわる身の回りの物全てを自給自足のスタイルで生活していました。

そんな様式の中で家具等も、
もちろん自らからの手で製産されており今回用いたペグもそんな精神を忠実に引き継いだもの。

また、シェーカー教の教えである”Hands to work, Hands to god”から引用した
"HANDS TO WORK"というプリントを施し、カラーは3色での展開です。
サイズも普段使うのにちょうど良い大きさで、
ペグとしての形状が指の引っかかりをよくしているもの特徴です。
手の中での納まりも心地のよいものとなっています。

パッケージに入っているので簡単なギフトにもお勧めです。

引越シーズンの到来です。新居のカギにこのキーホルダーはいかがでしょうか。

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Text by Takahiro Goko


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先週のニュースでもご紹介しましたnomadicが、いよいよ東京での開催となります。

現在、大阪のgrafにて好評開催中のnomadicについては
Villaのブログでも ご紹介しています。
その中でも触れていますが、東京でもトークショー開催のお知らせです。

graf/服部滋樹さん、工作社/本間公さん、Landscape Products/中原慎一郎の3名のほか、
ゲストに濱田琢司さんをお迎えしトークイベントを開催します。
鳥取からスタートしたnomadicが、大阪、東京で開催するにあたった経緯や、
物作りに対する思いなどに加え、濱田さんによる民藝の話しなど
普段なかなか伺うことのできない話しを聞く事のできる貴重な時間です。

皆様お誘い合わせの上、是非ご参加下さい。

濱田琢司 はまだ たくじ ー日本学術振興会特別研究員
1972年、栃木県生まれ。関西学院大学文学研究科博士課程後期課程修了。
神戸大学助手、非常勤講師などを経て現職。民芸運動や濱田庄司について、
専門の文化地理学、地域文化論の立場から研究を行っている。
主な業績に、『民芸運動と地域文化』(単著、思文閣出版)など。
祖父は、陶芸家 濱田庄司。

開催日:2009年3月21日(土)
開催場所:TASYARD
時間:18:00 *Open 19:00 *Start
応募人数:40名(要予約)
金額:1,500円 (1ドリンク付き)
応募メール:nomadic@landscape-products.net
お問い合わせ:CHIGO  tel:03-5770-3195
担当:紺谷(こんたに)

「nomadic」in TOKYO
[ 期間 ]2009年3月21日(土)〜 2009年3月29日(日) *3/24はお休みします。
[ 会場 ] CHIGO
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-6 エッグ英和ビル1F
[ お問合せ ]tel 03-5770-3195

Text by Takahiro Goko


March 10, 2009 10:25 PM | Permalink | NEWS

4 March 2009 Update.

NEWS /04 March 2009 update.

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皆さんご存知の通り鳥取県は日本海に面しており、
おいしい海産物の豊富な土地でもあります。
そんな食材豊富な土地によい工藝がないわけがありません。
もちろん鳥取もすばらしいものを多く見ることのできる土地のひとつです。

先週のこと、そんな鳥取へnomadicというイベントのために
いくつかの窯元での買付けを目的とした出張へと行ってきました。

昨年11月にトットリノススメというイベントからスタートしたnomadicとは、
その名の通り遊牧民の交易のように各地で巡り会った民工芸品の数々を吸収しながら
進化する移動型セレクトショップのこと。

鳥取県の民工芸振興官の方に案内をしていただき、
鳥取砂丘を横目にまずは延興寺窯 、山根窯への訪問です。
白い灰釉がすばらしい延興寺窯に対して山根窯の飴釉など、
それぞれの陶器はとても良い質感で、しばらく見ていても全く飽きのこないものばかり。
面取やしのぎという技法なども鳥取や島根の陶器に見られる特徴のひとつだそうです。

そのnomadicがいよいよ大阪と東京に巡回します。
もちろん延興寺窯と山根窯のスリップウェアなどはこちらでお買い求めいただけます。
巡回の日程は以下の通りとなっております。
また、トークショウなども予定されているようです。

大阪
会期: 2009.3.7(土)〜15(日) *3/9は定休日
会場: graf living:shop / showroom 3F
お問合せ: 06-6459-2100  www.graf-d3.com

東京
会期: 2009.3.21(土)〜29(日) *3/24は定休日
会場: CHIGO
お問合せ: 03-5770-3195  www.chigo.co.jp

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そして最後に大因州和紙や柳屋の張り子お面の現場や倉吉の古い町並みなどを見学し、
鳥取の魅力を満喫することのできる旅路となりました。

鳥取の手仕事はとてもすばらしかったです。
是非皆さんにも来鳥をお薦めします。

Text by Takahiro Goko


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セールへの多数のご来店、誠にありがとうございました。
週末にピークを迎えた店内は、動きがとりづらいほどの盛況ぶりとなりました。

そして少しの期間ではありますが、
引き続き一部商品のセールを行うことになりました。
さらにプライスダウンも計画中。

会期中に来られなかった方や検討されていた方など、ご来店をお待ちしております。

Text by Takahiro Goko


March 4, 2009 7:23 PM | Permalink | NEWS